2020年11月7日土曜日

レイズドベッド

循環型の生活を目指しているので、野菜は無肥料無農薬、肥料は雑草や生ごみをコンポストでたい肥化したものをつかっており、鶏糞牛糞の類は自宅で出たものでないので使っていません。例年こうして野菜を育てているのですが、まあどれも本当に小さく到底スーパーに並ぶようなものはできません。今年も雑草コンポストを作っていたわけですが、霜でやられたトマト、スイカ、なすを捨てるのもあれだから指していたら見事に再生し結局普通に植えていたものよりも立派なものが収穫でき驚いたわけです。
よくよく調べてみるとレイズドベッドというらしいです。うちのやり方が厳密にそうなのかはわかりませんが、木枠の中に雑草、米ぬか、土(表面を覆う程度)を繰り返していき一杯になったら少し寝かせ植物を植えていくわけです。私はコメは自宅で精米してますのでヌカはありますが、たらないときはコイン精米機のところからもらってきています。
私がやっているのは1メートルスクエアの箱を作り腐食防止のため塗装し網はモグラよけです。
↑は雑草、ぬか、土を3回ほど繰り返しています。これはもう土をかぶせレモングラスなど宿根草のハーブの越冬用に使います。


雑草をいれていくと↑のようになります。これが10月半ばにサツマイモのつる、剪定カスを入れたものです。これはまだまだ入るので冬場にでる雑草、落ち葉をいれていきます。植え付けは来年の4月からの夏野菜用になります。
冬は雑草もそれほど生えないので、落ち葉を拾ってこないいけません。

ちなみに↑が夏野菜を植えていたレイズドベッド。パンパン草を入れ込んでましたが分解がすすみ土になれば半分くらいの高さになります。


冬野菜は種を蒔きました。種は数種類まいていますが適したものが生えてくるようです。キャベツ、白菜は虫がつきましたが他の野菜にはほぼ虫は来ていないようです。もちろん無農薬です。この野菜の根本をみると蜘蛛がたくさん発生しています。結局蜘蛛が虫を捕獲してしまうので虫の被害は気になるほどではありません。農薬をまくと結局益虫も殺してしまうため畑の連鎖ピラミッドが崩れいびつになるから悪循環になり農薬を使わざるをえなくなるといわれる意味がよくわかります。
レイズドベッド栽培をメインに切り替えてから成長速度は化成肥料は当然のことながら使っていませんから緩やかですが、野菜の出来が非常に育ちが良いです。また1個1個が1メートルスクエアなので草も抜きやすいし、収穫もしやすいです。収穫の終わったレイズドベッドは中の雑草は完全に土になっているので畑に返してやれば土質もよくなるわけです。今回夏野菜を育てたレイズドベッドの土はプランタにいれえんどうを植えました。
あと何がいいって雑草や剪定カスの処理です。今までは燃やして草木灰にしていましたがこれらが肥料になり見事に再生していくわけです。まさに自分の敷地内で循環しているわけです。
現在レイズドベッドは6基でうち1基はハーブ用とし、根もの野菜は普通に畑栽培しております。今1基で根もの野菜もテスト栽培してるのでうまくいくようなら根もの用も増やすことになりそうですが、うちで生産される雑草だとこれくらいが限界かな、まあレイズドベッドだとさほど場所も取らないし1メートルスクエアでも相当の収穫がありますので良いと思います。

2020年7月13日月曜日

再開

2018年8月から半月板の手術をし2020年6月までアシュタンガヨガハウスとしての活動は休止しておりましたが、7月から再開することにしました。
もうアシュタンガは無理だろうしやめようかなと思いましたが、アシュタンガをやらなくなるともともと178センチ59キロだったものが70キロまでになり、自律神経失調症の再発、頻尿、眼精疲労からくる片頭痛等々また薬づけに逆戻り、あらためてアシュタンガの偉大さを再認識したわけです。太陽礼拝、スタンディング少々ストレッチはやっていたのですがアシュタンガとしてきちんとビンヤサをやり、通しでやらなければ効果が少なく、ポーズができまいができる範囲でやろうと、やらないと残りの人生不健康で全く面白くないものになるなと危機感を感じ再開したわけです。
2016年の夏に左脚半月板を損傷させ傷も微細なことから保存治療ということでやってましたが2018年の7月練習中にバキっと音がして違和感を感じ立ち上がった瞬間膝から崩れ曲がらなくなり、MRIを撮ったら半月板バケツ柄状断裂と診断。担当ドクターの話では2年間かけて少しづつ断裂し、つながっているのが奇跡的とのことこの状態だと半月板の半分は切除というのが通常だけど、半月板を取ってしまうと関節に負荷がかかり削れ将来人工関節という事になる可能性が高いので、可能なら縫合しますといわれました。手術は切除することなく12針の縫合となりました。このドクターでなければほぼ間違いなく切除だったと思います。半月板を切除なら入院期間も短く退院後も膝は曲がるようになるのですが、縫合の場合1か月は入院。退院後も3か月は制限がつき曲げができません。リハビリは並行して行うのですがどうにかこうにか3か月を超えたあたりから太陽礼拝をやってました。太陽礼拝とロードバイクはリハビリには最適だったように思います。1年たちMRIをとると半月板は順調につながっているのですが、関節包に縫い付けてあるため曲げ幅が大きくなると糸に引っ張られ痛いわけです。このころから太陽礼拝とスタンディングをやってストレッチみたいな感じでアシュタンガの練習を再開しました。半月板をとってしまっていたら、もっと早く練習も再開でき膝も前と同じように曲がるのでしょうが将来人工関節だけは嫌です。術後は糞痛かったのでもう二度と手術はごめんです。2年たち左膝は元のようには曲がりませんし、元のようにはとうてい戻らないのかもしれませんが、パドマが深まっているのはわかります。6月からハーフプレイマリーを始めましたがアルダバッタパドマ(立ち座り)、ジャンヌC、マリッチB、Dは程遠いしまともに練習を再開するまでに2年近くかかってますのでアシュタンガ始めたころと同じような感じです。何年かかるかわかりませんが当面はハーフができるようになるのが目標です。