2023年5月27日土曜日

農地法の改正

 令和5年4月1日より農地法の下限面積が撤廃されました。これにより農地を購入する際面積部分での縛りがなくなり、例えば数坪の農地でも農地として使う(営農計画)がみとめられれば購入できるようになりました。うちの敷地の隣に耕作されていない田(約180坪)があり、所有者は管理(草刈り)が大変だから売りたい、当方は買いたいと話は合意していたのですが、私は農家ではないので地目が田、畑など農地を購入する際は、5反以上(私のいる市では)の農地でかつ営農計画書を提出し認められなければ購入できませんでした。5反というと約1500坪です。1500坪を管理するのも大変だし、かりにほかの農地を買い合計1500坪にするにせよ隣接地に1500坪の売却農地もなく、かといって家から離れた農地をかっても仕方がないということであきらめていました。これが今年の4月に下限面積が廃止されたので営農委員会に営農計画書を提出していたのですが、こないだ許可がおり購入できることになりました。もともと畑目的でほしかったわけなので固定資産税の安い地目が田の農地が手に入ることは非常に良いわけです。

約6年前に田舎暮らしを始めようと物件をいろいろ見てきましたが、この農地の下限面積というのが曲者で実際田舎物件で良いものがあっても農地がついていてそれがその市町村の農地法下限面積(3~5反)をクリアできなくてあきらめた物件もありました。しかしなが下限面積がなくなったわけなので小さな農地でも営農委員会の許可が下りれば買えるようになったわけで田舎暮らしや移住する人には良かったのではないかと思います。