2023年9月3日日曜日

益虫アシナガバチ

 今春アシナガバチが鶏小屋の中に巣を作りました。アシナガバチは益虫だと聞いていたので、邪魔になるわけでもないので巣はそのまま放置してました。

昨年はこの鶏小屋に大量にハエがわき、ハエトリガミなど設置してみたりもしましたが、あまり意味はなく家に入ってきて困っていたのですが今年はアシナガが巣を作ってから鶏小屋でハエを1匹もみていません。鶏小屋なら網目が小さいし鶏がいるので天敵のスズメバチもこないのでしょう。アシナガバチがハエや虫類を捕食してくれるから助かります。

無肥料、無農薬栽培をはじめ5年がたちますが、自慢していうような大それたものではなく、今では肥料も農薬も使う必要がなくて勝手にそのようになっているような感じです。スズメ、カエル、くも、アシナガバチなど益虫といわれるものが敷地内に住着くと、害虫といわれるものの数は抑えられ、バランスの良いピラミッドが形成されます。そこに農薬を筆頭にしたケミカルを加えると害虫、益虫の生存分布バランスが崩れなにか1つの害虫が大量発生したり人為的なものに依存しないといけなくなってしまいます。
共存共栄、自然に任せるというのが、なによりお金や手間がかからなくて楽です。
生命力のある土地というのが一番だと思います。