2024年4月30日火曜日

チキントラクター考察

 鶏を飼い始めて2年経ちますが、飼おうと思うきっかけとなったのがチキントラクター。循環型生活やパーマカルチャーに方向が向いてるなら鶏飼育はぜひともやりたいところで鶏に雑草を食べてもらいかつ地面を耕してもらうというチキントラクターの発想はドンピシャなわけです。だたら一番最初に作った鶏小屋は比較的移動ができ約2000*1000*1000というコンパクトなサイズのものを作りました。

しかしながらいざヒヨコからボリスブラウンを3羽飼育始めましたがこの小屋のみで親鶏を3羽飼育することは不可能とヒヨコが成長するたびに痛感するようになりました。
●まず場所を固定しないで移動式にすると床がないと土が柔らかいところだと外敵が掘って侵入する恐れがある事、床を張ってしまうとチキントラクターとしての意味がない。
●親鶏3羽でこの広さだと狭すぎてストレスがたまる。
●鶏は止まり木で寝るため小屋の高さが1メートル程度では低すぎる最低1.5メートルくらいは欲しい。
●鶏は思った以上に暑さに弱く、寒さにも弱い。夏場は日陰が必須だし冬場は小屋に四方が網で風にさらされるのはよくない。
●完全にチキントラクターとして作ったわけではないので移動が大変。
飼育してみて分かったことは、まず鶏小屋は床がなく地面むき出しでそこそこ高さもあり大きい方がよい、一般的に言われているようなチキントラクターのみでの飼育は厳しく、理想的にはイタチ、キツネのような掘ってくる外敵のいない日中のみチキントラクターで仕事をしてもらい鶏の寝る夕方からは正式な鶏小屋に移動させるというのが良いと思います。
自分のところには鶏が7羽いて1850mmのスクエアーな小屋を2つで日中は放し飼いエリアに放してあります。
2羽が比較的ストレスなく働けるくらいのチキントラクターをつくり畑エリアでローテーションで仕事をしてもらうようなことを計画しそれに適したチキントラクターを制作するつもりです。


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