2022年10月13日木曜日

発酵飼料

 鶏のエサは発酵飼料を作っています。ヒヨコが中雛になったあたりから発酵飼料を作っていますがなかなか難しく安定して状態の良いものを作れるようになるまで時間がかかりました。季節による気温、湿度の変化により同じように作っていても油断すると腐敗します。発酵飼料の良し悪しの判断は”匂”につきます。発酵していく過程ではパンのようなおいしそうなにおいがします。とにかく臭いと青かびがでたら失敗です。うちの場合だいたい1週間で消費するくらいの量をつくりまわしています。気温が日中20度を超え天気の良い日が続けば4~5日くらいで発酵飼料は完成します。

うちの発酵飼料の配合の基本はヌカ2、コメ3、もみがら1、おから5~6、牡蠣殻0.5~1を混ぜ込み好気発酵させます。↑の数字は茶碗、鍋等きめ1で1杯です。私は水を入れると発酵しやすいですが腐りやすいので一切水はいれません。おからの水分で十分可能です。

だいたい2日位かけ発酵させます。温度は50度くらいまでいきます。発酵が進むと全体が薄茶色かかってきます。好気発酵させるので私の場合2日間で4回ほどよくかき混ぜます。この状態だと握ると団子のように固まるくらいの湿気があります。このままでも良いのですが、湿気があると青カビがでて腐食しやすいので私は干してパラパラしします。パラパラになるのがだいたい2日ほどかかります。



野菜くずですが水分を多く含む者の場合、最初に混ぜ込むと腐敗しやすいので基本入れませんが、入れる場合は発酵してから混ぜ込むかようにしています。人参、サツマイモのような水分をあまり含まないもののほうが作りやすいように思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿