2024年8月4日日曜日

固定種

 今年はレイズドベッドを10基とし夏野菜(カボチャを除く)はほぼレイズドベッドで栽培しました。今年は種から苗をつくったものもあり苗が余ったものは地植えもしました。いずれにせよ無肥料無農薬ですがレイズドベッドの出来が良すぎます。

家族2人だとレイズドベッド10基は十分すぎます。

ただ前期のトウモロコシはカラスにより全滅、ジューンベリー、ブラックベリー等のベリー系はムクドリに大半やられました。

夏野菜の苗はいつも園芸店で購入していますが、今年は野口のタネを使いポット苗をトマトとキュウリのみやってみました。600×800くらいの厚手のガラスが手に入ったのでちいさな簡易温室を作ってみましたのでそれで苗を作りました。
葉物野菜は野口のタネのものを一部使ってましたが、夏野菜の苗は初めてです。現状サカタとかタキイ、トーホクといった一般的な種苗メーカーのタネはほぼF1種です。種取もできません。どこのタネを使うかはF1の野菜がうまいか?固定種在来種の野菜がうまいか?ということ。食べてびっくりはっきり違いがわかります。野口の固定種在来種が断然おいしいです。
野口さんの動画です。安部司さんの添加物動画とこの野口さんの動画は現代日本の食を考える上で必見だと思います。
自分たちが食べる野菜はほぼ8から9割自給できています。美味しさと安全が第一で大きさだとか見てくれなんかどうでもよいわけですから今後は野口のタネの比率を上げていきたいと思います。



2024年6月23日日曜日

チャーン孵化

うちにいる鶏はボリスブラウン、後藤もみじ、後藤さくらとすべて卵を産むために品種改良された卵用種です。卵用種は卵を毎日産みつ続けるため体の負担が大きく4~5年くらいしか生きないそうです。一方烏骨鶏のような原種にちかいような鶏は10年くらい生きます。
卵用種は早く死んでしまうので原種に近いものを飼おうと今年はチャーンの有精卵を5つと卵孵化器購入してみました。
21日後が孵化日なのですが21日目になっても無反応でしたが22日目に鳴き声が聞こえ卵が動き出し3羽孵化しました。

5個中3つ孵化しました。
こんかい孵化した3羽の頭の黒模様が1個のもの2個のもの3個のものと丁度わかりやすいようについてました。
孵化して2週間になりますが3羽とも元気にそだっています。






2024年5月26日日曜日

レイズドベッド

 レイズドベッド快調です。無肥料ですくすく育ってくれます。


今年は野口の種で苗を作って植えているので楽しみです。
レイズドベッドなのでコンパニオンプランツも意識しやすいです。



2024年5月11日土曜日

チキントラクター完成

 チキントラクター完成しました。

大きさは1400×1000×1000で我が家の軽トラスーパーキャリーの荷台に乗るサイズにしました。正式な鶏小屋はあるのであくまでも雑草を食べさすためのチキントラクターなので屋根は波板とかじゃなくて破材にしました。前の小屋をばらして作ったのですが木材、金網は十分にたりました。塗装も家にある塗料の余っているものを使っていったので色もちぐはぐでパッチワークみたいになってしまいました。


購入したのは移動用の車輪とそれを止めるネジのみなので3500円ほどでできたことになります。
移動は片側の取っ手を持ち上げると車輪が地面につき押し引きできるようになります。
とにかく今回は軽量化を意識したのでけっこう移動は楽です。組み立てはコーススレッドでやってますのでばらすのもすぐにできます。木が腐ったり壊れても直すのは簡単にできます。



2024年5月7日火曜日

チキントラクター制作

 一番初めに作った鶏小屋はそれほど大きくなくチキントラクター的な使い方もしていたのですが、いかんせん重くコマも付けていなかったので移動にはかなり苦労しました。今回は可能な限り軽量化をテーマに作ることにしました。で枠は垂木で組み立てコマもつけてチキントラクターとして作ることにしました。チキントラクターとして使うので日中のみの使用。でそこまで掘って侵入してくるような害獣の心配はありませんので軽量化を考えると垂木という事にしました。

サイズは1400×1000×1000で我が家の軽トラの荷台に乗るサイズにしました。
前回の鶏小屋を解体した時の木材を使用しているので今回はほぼ木材は買うことは無いと思います。一応塗装をナフコの木材用塗料が安かったのでそれで塗りましたが色が安っぽくすぎて気に入らないので家にあったキシラデのエボニを上から塗りなおしました。塗装が乾いてどんな感じになるか、濃い色なのでもう塗りなおしはできません。




2024年5月3日金曜日

夏野菜の植付

 夏野菜の植付が今日でほぼ終わりました。スイカ、カボチャ、瓜などの場所をとるものは下の畑エリアに、トマト、ナス、キュウリ等の一般的なものはレイズドベット

今年はレイズドベット9基使ってみました。トマトは2基使い1基は野口の種の固定種を植えてみました。今年の野菜は半分くらい野口の固定種を使っています。

毎年のことながらレイズドベットだと肥料喰いの茄子ですらほったらかしで十分収穫できます。これから1種間に1回は草刈りシーズンになってきますのでレイズドベットの原料の雑草はふんだんに取れます。


下は小屋の南側なのですが木はアカシデ周りの草は今年はパクチーとカモミール、シロツメクサです。

ハーブ系は強いのでほぼパクチー、カモミールが雑草を抑え込んでいます。カモミールは毎年自生するパターンに入りました。今回オルレアを2株植えてみました。1年草ですがこれも種が落ち毎年咲くようになるので増えてくれるとうれしいです。


2024年5月1日水曜日

小屋周りのアプローチ

 5月になり庭もほぼ緑色になってきて俄然ガーデニングのやるきが出てきました。いまガーデニングエリアで力を入れているのは小屋周辺、小屋は西側にありちょうどこの小屋が西日を防ぎ良い影を作っています。

地植えは左からハシバミ、チョコレートベリー、レモンバーム、ニシキギ、マートル。写真では見えませんが小屋の北側にはアナベルが植えてあります。アンティーク脚立にはギボウシの鉢植えを置きました。ハシバミはよくいく植木屋さんにポット苗をもらったものですが地植えしても一向に大きくならず間違って草刈機で飛ばしてしまったらそこから一気に成長しました。
ギボウシはハルシオンを地植えにしています。ギボウシは斑入りとかよりハルシオンのようなブルー系が好みです。増えてくれることを期待しています。



2024年4月30日火曜日

チキントラクター考察

 鶏を飼い始めて2年経ちますが、飼おうと思うきっかけとなったのがチキントラクター。循環型生活やパーマカルチャーに方向が向いてるなら鶏飼育はぜひともやりたいところで鶏に雑草を食べてもらいかつ地面を耕してもらうというチキントラクターの発想はドンピシャなわけです。だたら一番最初に作った鶏小屋は比較的移動ができ約2000*1000*1000というコンパクトなサイズのものを作りました。

しかしながらいざヒヨコからボリスブラウンを3羽飼育始めましたがこの小屋のみで親鶏を3羽飼育することは不可能とヒヨコが成長するたびに痛感するようになりました。
●まず場所を固定しないで移動式にすると床がないと土が柔らかいところだと外敵が掘って侵入する恐れがある事、床を張ってしまうとチキントラクターとしての意味がない。
●親鶏3羽でこの広さだと狭すぎてストレスがたまる。
●鶏は止まり木で寝るため小屋の高さが1メートル程度では低すぎる最低1.5メートルくらいは欲しい。
●鶏は思った以上に暑さに弱く、寒さにも弱い。夏場は日陰が必須だし冬場は小屋に四方が網で風にさらされるのはよくない。
●完全にチキントラクターとして作ったわけではないので移動が大変。
飼育してみて分かったことは、まず鶏小屋は床がなく地面むき出しでそこそこ高さもあり大きい方がよい、一般的に言われているようなチキントラクターのみでの飼育は厳しく、理想的にはイタチ、キツネのような掘ってくる外敵のいない日中のみチキントラクターで仕事をしてもらい鶏の寝る夕方からは正式な鶏小屋に移動させるというのが良いと思います。
自分のところには鶏が7羽いて1850mmのスクエアーな小屋を2つで日中は放し飼いエリアに放してあります。
2羽が比較的ストレスなく働けるくらいのチキントラクターをつくり畑エリアでローテーションで仕事をしてもらうようなことを計画しそれに適したチキントラクターを制作するつもりです。


2024年4月21日日曜日

田から畑へ地目変更

 昨年購入した農地は地目が田で、購入に必要な書類手続きを農業委員会へ提出したのですが、その際農地の地目は田でも畑でも同じで地目が田のところで野菜を作ることは何ら問題ないと聞いていたのですが、地目が田である以上水利が絡んでくるのではないかと、実際田として使うわけではないので用水からの水も引くこともないわけです。田を持つと年間に水利費が発生しますし池の草刈りなどがあります。田として使用してないのでこういう義務を背負うのも面倒なので地目を田から畑に変更することにしました。まず市の農林課にいったら田から畑への変更であれば農業委員会の許可はいらないので法務局で相談してくださいとのこと。地目変更手続きを調べたら土地家屋調査士に依頼してしてもらうか本人がするかで、依頼した場合の相場は3~5万らしいです。ちなみに地目の変更は司法書士ではできないそうです。

例えば農地→宅地とかだと農業委員会の許可やら手続きも面倒そうだけど、農地(田)→農地(畑)だと簡単そうだから自分ですることにしました。土地地目変更登記申請書の一部何を書いていいのかわからないところもあったのと、手続きに際し書類なになに用意すれかいいのかわからないので法務局の登記相談を予約しました。できれば相談後に地目変更の手続きを終わらして帰りたかったので、必要そうな書類はそろえていきました。

土地地目変更登記申請書(法務局サイトでダウンロード)

該当土地までの地図(ゼンリンコピーとグーグルマップコピー)

公図

登記事項証明書

住民票

写真(該当土地)

以上を用意して相談に行ったのですが、土地地目変更登記申請書、ゼンリン地図のコピー、写真だけで大丈夫でした。ただ土地地目変更登記申請書に記載する際に登記事項証明書は必要です。該当土地の名義人が本人で登記事項証明書記載されている住所と同じなため住民票は必要ありませんでした。公図は法務局でわかるのでいらないといわれました。田として使用していな根拠に写真は必要なようです。自分の場合該当地は水も引けなくなっており、農作業小屋や10年以上経つであろう柿木が写真に写っていたので現地確認のときの目印になるようです。写真にどの方角から撮影したと記載していました。

相談も持ち時間は20分あるのですが10分ほどで終わり申請手続きもして帰ることができました。法務局のほうで現地確認して問題がなければ地目変更できるようです。だいたい2週間ほどかかるとのことでした。こんなもの自分ですればコピー代程度でできるわけで、依頼すれば3~5万は高いですね。

地目変更手続きその後

4月24日の夕方法務局より電話があり現地確認を終え、教えてほしいことがあるとの連絡があり作付けしてあるものの詳細を細かく聞かれました。で田ではなく畑として使われているのが確認できましたので田から畑に地目変更を行いますので後日書類を取りに来てくださいといわれました。2週間くらいとのことでしたがそこまでかからず自分で地目変更手続きが完了しました。




2024年1月13日土曜日

春まき種

 今年の春用の種を購入しました。今までは普通にホームセンターや園芸店で売ってある一般的なタキイ、サカタ、トーホク等を使っていましたが昨年より野口の種を使用しています。

市販で売られている一般的な種はF1種がほとんどであることから、種取したいため固定種、在来種が欲しかったので野口の種に行きつきました。でも一番の理由はこの動画を見たことです。自分の場合自然農法ではないですが、肥料農薬は使わずにやっているわけですが、いままでは種はF1種、夏野菜などの苗は一般に売られている苗のため間違いなくF1の種から育てたものであるわけです。実際トマトなど自分が子供のころ祖母が育てていたトマトの味とはかけ離れている、特にトマト、イチゴは自分で苗から育てたものですら年年味がしないように感じます。純粋に野菜、果物がもつ本来の味を味わいたいので野口の種のような固定種在来種に切り替えていこうと思っています。自分の場合出荷するわけでなく自宅で消費するのみなので発芽率だとか収穫物のきれいさなど関係なくおいしいのが一番です。